羽生結弦くん NHK杯ショートプログラムは5位スタート
羽生結弦くん NHK杯ショートプログラムは5位スタート
フィギュアスケートのGPシリーズ最終戦。
これでGPファイナル出場できるかどうかが決まるとあって、中国杯で中国の選手と激突して大怪我をした羽生結弦くんも出場しています。
ショートプログラムでジャンプの成功はトリプルアクセルだけ
体調が悪くても勝てるスケーティングができるかどうか、ということで、がんばって欲しいと思ってテレビで応援していたんですが、ジャンプでは2回転倒。真ん中のトリプルアクセルだけはきれいに決まりましたが、4回転やコンビネーションジャンプが飛べずに、NHK杯ショートプログラムは87点の5位で終えました。
羽生結弦くんのショートプログラムの採点を見ると、演技構成点は非常に高く、実際スケーティング・ステップ・スピンは加点をもらえるくらいの切れ味でしたが、体力と瞬発力勝負のジャンプでは、怪我のあと練習を1週間休んでいたのがたいぶ響いている様子です。
明日のフリープログラムでは気分一新、がんばって欲しいですね。
織田信成号泣はやらせ?
泣き虫キャラで年末ジャンボ宝くじのCMにも出ている織田信成選手。競技は引退しているので、夕方の女子SPでは解説で入っていたんですが、村上佳菜子の素晴らしい演技を見て号泣。
さすがに他の出演者もドン引きしてましたが、CMがらみのヤラセだったんでしょうか?
宝くじなら他の民間企業と違ってNHKでも取り上げやすいですし。
日本のリセッション入りは最悪のタイミング
2014年11月17日 消費税増税の重要な判断基準になる7-9月期のGDP速報値が発表されましたが、2期連続のマイナス成長となりました。
この10月末から11月半ばにかけては、
で、世界中で夏場までの暗雲がちょっと晴れて、NYダウも日経平均株価も最高値更新なんていいムードだったのに、一気にその世界の景気ムードをマイナスにしたのが今回の日本のGDPマイナス成長。
2期連続でリセッション(景気後退)入りと海外からは白い目で見られている。
この問題の根っこには、政府の消費税アップ後の景気落ち込みの見通しを、過去の消費税導入3%(1989年)や5%へ引き上げ(1998年)などのときと同程度と見積もったこと。
これは甘すぎる。
この約15年で大きく変わったことが3つある。
1980年代って1億層中流の最後の時期。
バブル崩壊と小泉政権を経て、格差社会になった日本。
「消費税3%をまぁ仕方ないか」で済ませられる人が大幅に減り、
「もう無理」という極限生活を送り、先の見通しが立たない人が大幅に増えている。
その中での消費税増税はやむをえないが、同時並行して、
格差を抑える・弱者も将来に希望が持てる政策を打つ必要があった。
これらの多くは2年前の選挙で自民党の公約の中にもあったと思うが、その2年間で何一つ進んでいない。
2年もあったのに、何も進んでいない。
官僚から言われたことを「はいそうですか」と聞いているだけだった安倍政権。
安倍首相の怖いところは、虚言癖。
「景気は良くなる・デフレ脱却」と政策的根拠もないのに言い続けて、実際特に政策はなく、日銀の金融緩和による円安で一部輸出企業の業績が改善したので、「これでいいんだ」と自分で思い込んでしまった安倍首相。
結局、第3の矢は飛び立つことなく終わっている。
集団的自衛権では最後の最後で公明党に骨抜きにされたが、晋三おぼっちゃまは自分の中でそれを認められなかったようで、記者会見では閣議決定には一つも記載されていないようなことを延々と説明していた。
同じくボンボンの麻生財務相もそれに乗ってしまったから性質が悪い。
多少現実的な甘利大臣はTTPでいっぱいいっぱい。
野党がバラバラになっているタイミングでの解散は政治的には良いのだろうが、延命解散としか評価されないだろう。それで9-12月期のGDPはプラスになるのか?
衆議院選挙の費用800億円がばら撒かれるのはちょっとした景気対策かもしれないが、印刷業者など以外はテレビCMくらいか。消費税1%ぶんの巨額をつぎ込む割には景気刺激の効果は薄い。
この10月末から11月半ばにかけては、
- アメリカが金融緩和終了
- 日銀は追加金融緩和発表
- 欧州の経済指標が好転
- G20で成長目標引き上げ
で、世界中で夏場までの暗雲がちょっと晴れて、NYダウも日経平均株価も最高値更新なんていいムードだったのに、一気にその世界の景気ムードをマイナスにしたのが今回の日本のGDPマイナス成長。
2期連続でリセッション(景気後退)入りと海外からは白い目で見られている。
楽観的過ぎた消費税アップ後の落ち込みの長期化
この問題の根っこには、政府の消費税アップ後の景気落ち込みの見通しを、過去の消費税導入3%(1989年)や5%へ引き上げ(1998年)などのときと同程度と見積もったこと。
これは甘すぎる。
この約15年で大きく変わったことが3つある。
- 少子高齢化で団塊の世代が年金生活に
- 正規雇用が減り、派遣社員が増加
- 年金制度がどんどん劣化
1980年代って1億層中流の最後の時期。
バブル崩壊と小泉政権を経て、格差社会になった日本。
「消費税3%をまぁ仕方ないか」で済ませられる人が大幅に減り、
「もう無理」という極限生活を送り、先の見通しが立たない人が大幅に増えている。
その中での消費税増税はやむをえないが、同時並行して、
格差を抑える・弱者も将来に希望が持てる政策を打つ必要があった。
- 厳しい現実だとしても、しっかり税と年金・社会保障の一体改革で将来像を明確にする。
- 議員定数削減で議員の本気度を見せる
- 規制改革・構造改革でき競争力を高め、海外でも勝負できる企業を増やす
- 派遣社員の正規雇用化を進める
これらの多くは2年前の選挙で自民党の公約の中にもあったと思うが、その2年間で何一つ進んでいない。
2年もあったのに、何も進んでいない。
官僚から言われたことを「はいそうですか」と聞いているだけだった安倍政権。
安倍首相の虚言癖と自分でそれを信じてしまう癖が怖い
安倍首相の怖いところは、虚言癖。
「景気は良くなる・デフレ脱却」と政策的根拠もないのに言い続けて、実際特に政策はなく、日銀の金融緩和による円安で一部輸出企業の業績が改善したので、「これでいいんだ」と自分で思い込んでしまった安倍首相。
結局、第3の矢は飛び立つことなく終わっている。
集団的自衛権では最後の最後で公明党に骨抜きにされたが、晋三おぼっちゃまは自分の中でそれを認められなかったようで、記者会見では閣議決定には一つも記載されていないようなことを延々と説明していた。
同じくボンボンの麻生財務相もそれに乗ってしまったから性質が悪い。
多少現実的な甘利大臣はTTPでいっぱいいっぱい。
野党がバラバラになっているタイミングでの解散は政治的には良いのだろうが、延命解散としか評価されないだろう。それで9-12月期のGDPはプラスになるのか?
衆議院選挙の費用800億円がばら撒かれるのはちょっとした景気対策かもしれないが、印刷業者など以外はテレビCMくらいか。消費税1%ぶんの巨額をつぎ込む割には景気刺激の効果は薄い。